物流現場で採用されている所在管理システムとは

所在管理システムと聞いても何のことかわからない方でも、宅配物が今現在どこにあるのか調べられるシステムと言えば多くの方が理解なされることでしょう。

パソコンやスマートフォンが生活必需品となっているブロードバンド最盛期の現代では、宅配物がどこにあるのかを各情報端末を使ってリアルタイムで調べることができます。この所在管理システムは日本だけでなく世界各国の物流現場で採用されており、円滑な流通網を構築するうえで欠かすことができないシステムになっているほどです。所在管理システムの基盤を支えているのはデジタルタコグラフという機器で、物流トラック1台1台に専用の端末を備えています。

タコグラフとは走行距離・走行スピード等を随時記録できる自動車専用機器であり、もともとはタクシーに備わっていた運賃料金計算機です。2000年代からタコグラフのデジタル化が進み、さらにネット回線と接続してクラウドサーバー上にデータを随時送信できるようになりました。このデジタルタコグラフの機能を活用したものが所在管理システムで、宅配サービスの付加価値として注目されるに至ります。2020年5月時点で国内にある約90%もの物流会社が所在管理システムを導入しており、物流網が滞らないようにサポートするシステムとなっています。このシステムは物流業界で問題視されていた再配達業務を大幅に減少させる効果も発揮していて、今後も活用されていくことでしょう。

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